
東京都目黒区在住の大学4年生となる女性から、短距離用のスパイク2足(SPブレード、ヒートフラット)のご寄付をいただきました。
ご自身が中学から高校の6年間、陸上競技に打ち込まれ、今後はもう使用する予定がないとのことでご寄付いただいたものです。
コロナ禍で殆ど履くことができなかったスパイクもあるとのご連絡でしたが、実際に受け取らせていただいたところ、どちらも状態がよかったものの、特に、SPブレードについては、使用感が殆どない新品に近い状態でした。
アシックス社のスパイクであれば、エフォート→ヒートフラット→SPブレードといった具合に、走力と成長に合わせてレベルアップしていくのが一般的ですので、丁度、SPブレードにグレードアップされたタイミングでコロナに突入したのかな?と、勝手に想像させていただきました。
松原左岸ACは、トライアスロンをしていた私(代表)が、コロナ禍に嫌がる息子と娘を連れて、無理やり近所の公園で一緒にラントレーニングをしていた所、その様子を見た近所の子ども達が「混ぜてほしい」と、どんどん集まってきたのが始まりです。
コロナ真っただ中は、あらゆるイベントが中止となり、大会や記録会はおろか、習い事や学校も全てお休みになってしまった時期でした。
今はまたこうして、みんなで気兼ねなく一緒に練習ができて、大会や記録会にもたくさん出場ができる環境が、本当に有難いなと思います。
所有者様は、高校で競技を引退されたのにも関わらず、大学4年間の間、捨てずにスパイクを大切に保管されていたということは、処分することのできない強い愛着があったのだと思います。そのようなスパイクを受け取らせていただくこと、もっとも陸上競技に力を注ぎたかった時期にコロナ禍で陸上競技に打ち込めなくなったこと、様々な思いと一緒に2足のスパイクを受け取らせていただきます。
当クラブの選手たちには思う存分に陸上ができる環境に感謝の気持ちを持たせながら、競技に打ち込ませていくことを約束します。
現在は、大学4年生とのことで、来年からは社会人になられるのでしょうか?
社会に出られてからの今後の活躍を応援しております。
この度は誠に有難うございました。












